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【郡山市】スレート瓦(神尾)|外壁塗装・屋根塗装・塗替え専門店|プロタイムズ郡山店
2023年10月04日(水)
郡山市、須賀川市、本宮市、三春町、田村市のみなさん、こんにちは!
今回のブログを執筆させていただく
神尾です!
今回はスレート瓦について説明したいと思います。
それではスタート‼
スレート瓦とは
スレート瓦はメーカーによってコロニアルやカラーベスト
などと呼ばれる主成分の85%がセメント、
残りの15%が石綿や繊維質・増量剤で出来ている瓦です。
厚さは4.5mmと非常に薄く、
陶器瓦が1㎡辺り約60㎏に比べ
スレート瓦は1㎡辺り約20㎏と軽量になっており
施工性も良く非常に人気の建材でした。
2000年~2004年にかけては石綿(アスベスト)に関する
法律が改正される前にアスベストを含まない瓦が
各メーカーで出され、住宅に使用されました。
俗にノンアスベストスレート瓦と呼びますが、
こちらはアスベストが入っているものに比べると
強度が落ちており、表面の塗装が劣化しますと
内部に雨水が浸み込み、浸み込んだ水分が夏の暑さや
冬の寒さで膨張収縮を繰り返し、劣化が進んでしまいます。
スレート瓦の劣化症状
スレート瓦は主成分がセメントで出来ています。
実はセメントには防水性がなく、表面塗装が劣化しますと、
瓦の内部にどんどんと水分が浸み込んでいきます。
上の画像は霧吹きを雨水に見立て瓦の表面に吹き付けた画像です。
表面塗装の防水性が保たれていれば、吹きかけた水は
玉になって表面を滑り落ちますが、
防水性が低下していると画像のように瓦の表面に滞留し、
そのまま浸み込んでしまいます。
こうなってしまいますと、瓦の内部に浸み込んだ水分が
暑さや寒さで膨張収縮を繰り返し、ひび割れや欠けを生みます。
屋根の北面は日射時間が少なくなるため瓦に苔やカビが
発生する事がよくありますが、
苔やカビは美観を損ねるだけでなく、苔の根から
「根酸」と呼ばれる酸を放出します。
スレート瓦の主成分はセメントで、セメントはアルカリ性なので、
根酸の酸性と中和反応を起こしてしまい、
瓦の内部を脆弱にし、劣化を著しく早めてしまう原因になります。
スレート瓦は寒さに弱く、北海道や東北の北部には
使用されていません。
特にノンアスベストのスレート瓦は強度が弱い為、
人が乗っただけで割れてしまったり、
浸み込んだ水分が冬の寒さで凍結し膨張することによって、
瓦が内部からの圧力に耐えきれずに層状に欠けてしまう
「層間剝離」と呼ばれる現象が発生します。
このような劣化症状が見られた場合、塗装でメンテナンスを
行ったとしても、完全に直すことは不可能です。
塗料を塗っているそばから割れてしまい、補修をしながら
塗るようになってしまいます。
弊社では、塗装が難しそうな劣化の場合は
ガルバリウム鋼板などを使用した屋根カバーと呼ばれる
施工をお勧めしております。
当然、塗装より金額は高くはなってしましますが、
その後の安心感は確実に高いものになっています。
是非、上記のような劣化が見られお困りの際は
屋根カバーも検討してみてください!
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回はスレート瓦に関する説明をさせていただきました。
スレート瓦を使用したお家も多いと思いますので、
機会がありましたら、是非一度プロタイムズ郡山店へご相談ください!!
説明が詳しくてわかりやすいと評判頂いております。
ではこの辺で。
プロタイムズ郡山店は外壁塗装・屋根塗装・リフォーム専門店です。
創業から90年以上、郡山市など福島県中地域密着で、多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
郡山市、須賀川市、本宮市、三春町、田村市の地域密着だからこそ実現できる適正価格で、高品質な塗装をご提供いたします。
お客様にご満足いただくため、真心と魂を込め、誠心誠意対応させていただきます。
施工事例をぜひご覧ください。
郡山市、須賀川市、本宮市、三春町、田村市で塗装工事をお考えの方は、外壁塗装・屋根塗装・リフォーム専門店のプロタイムズ郡山店まで
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